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ツィオルコフスキーの
公式
 19歳で故郷に帰ってきたツィオルコフスキーは教師になるための勉強もはじめ、22歳で免許を取って、中学校で数学を教えるようになりました。一方、学者としてもその才能を現しはじめ、25歳のころには論文を書いてロシア物理化学協会に送るようになっていました。同時に宇宙への関心は、もはやたちがたいものになっていました。回転台の上にヒヨコを乗せ、重力の加速度と生物への影響を推定する実験を行ったのもこの頃でした。
 まだ飛行機も発明されていなかった時代、ツィオルコフスキーはどうすれば宇宙へと旅立つことができるのかを考え、次々と論文を発表して行きました。そして、1897年5月、ロケットの速度を増すために必要な条件を「ツィオルコフスキーの公式」として数式化しました。この理論は1903年に論文として発表され、それには液体水素と液体酸素を燃料とする流線型の機体のロケットの設計図がもつけられていました。この論文こそは、宇宙で飛行できる乗り物はロケットしかないことを初めて科学的に示したものでした。
映画「宇宙飛行」より(提供:ロシア映画社)
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