現代のロケット技術を
先取りした理論 |
アメリカのゴダードは、今日、「近代ロケットの父」と呼ばれています。彼は最初、固形燃料方式でロケットを作ろうとしていましたが、ツィオルコフスキーの研究を知って液体燃料に方針を変えました。そして様々な苦労のすえ、1926年、世界で始めて本格的なロケットの発射に成功しました。
アメリカのスペースシャトルや日本のH2ロケットなど現代のロケットはツィオルコフスキーが示した液体燃料方式です。このことを見ても、ツィオルコフスキーの理論がどんなにすぐれていたかを物語っています。
さらに、ツィオルコフスキーは多段式ロケットでも現代を先取りしていました。彼はそれを「ロケット列車」と呼び、燃料が燃えつきた下段のロケットを次々と切り離して、身軽になりながら速度を上げていくことで宇宙へ飛び出すことが出来ることを「ツィオルコフスキーの公式」で示したのです。 |